分厚くて字の細かい上巻下巻
このところ宮尾登美子著の本にはまっていて、「天璋院篤姫」は大河ドラマでも観たし……と後回しになっていたが読み始めてまたまた はまってしまった。
徳川幕府最後の頃 あの時代に自分を見失わず強く生き抜いた女性として書かれている⁉️
13代将軍 家定の三人目の妻として周りから徳川存続のため政略結婚させられた篤姫は 薩摩の島津家の養女となり難しい立場でありながら課された使命に自分自身の考えにぶれる事なく、大奥を束ねていくのである⁉️
この時代 女性は常に控えめな立場で 将軍は絶対的な存在⁉️ 御台所となった篤姫は夫に尽くしながら自分の考えを伝えるのはどれぼど大変な事と想像するにあまりある⁉️
歴史小説とは史実を基に描かれているのだが、作家自身によって肉付けされているのはもちろん読み手も理解している⁉️
皇女和宮との姑 嫁の間柄 身体の弱い将軍に対する想いを宮尾登美子スタイルで描かれている。
今回 私にとってはっきりした事がひとつある⁉️
薩摩から徳川将軍家存亡の危機を救う使命をもって嫁いだ篤姫だが、徳川の時代を終わらせ 歴史のヒーローとしてイメージされている慶喜を15代将軍にするのを拒んでいたとは……⁉️
始めて知った史実にスッキリした気分⁉️
やっぱり 歴史は面白い❣️